東村先生の美大受験〜美大時代エッセイ漫画です。 お馴染みの東村先生のセンスで笑えるギャグが光る作品ですが、今作は切なかったり、物悲しかったりすることが多かったです。 日高健三先生への感謝の気持ちと、当時を懐かしみ愛おしむ気持ち、そして各話の最後の〆に、もう先生は「会えない人」になっているのかな?と感じさせる寂しいモノローグで終わるせいだと思います。 ダウジングでセンター試験を突破するなんて相変わらずトンでる人だ!と感心しっぱなしだったけど、なんだかんだ東村先生って石膏デッサン上手いんでしょうね。 美大に入ってからの苦しみや葛藤、先生から逃げて失礼なことをしてしまった自分への後悔など、胸が苦しくなるエピソードが中心ですが、パタリと絵が描けなくなってしまって発狂してしまったり、応援してくれている先生に対しての申し訳なさや恥ずかしさや、顔を合わせたくない気持ちなど、妙に自分の気持ちとカブる苦しい描写が多かったです。